『正式発表』RTX 3000シリーズの性能、ベンチマーク、価格と新たな噂まとめ

日本時間9月2日にNVIDIAはGeForce 3000シリーズを発表しました。
ここでは、気になる価格や性能、ベンチマークそしてRTX 3060やRTX 3070 Tiなどの追加ラインアップの噂などもまとめて紹介します。(9/2更新)

RTX 3000シリーズの特徴

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RTX 3000シリーズのラインアップ紹介

9月1日に発表されたGeForce 3000シリーズですが、主にハイエンドからミドルハイエンドに当たる3機種が発表されましたので、簡単に紹介します。

RTX 3090：8Kでゲームをする人向け　9月24日発売、価格は23万円

噂では、Cuda Coreが5000程度とされていましたが、ふたを開けてみるとなんと10496、RT Coreは82、Tensor Coreは328と正真正銘のバケモノGPUです。

想像できないレベルです。

性能は、アーキテクチャーの刷新により『Titan RTX』の約2倍となり、メモリーは24GBで変わらずも帯域幅が大幅に広がったGDDR6Xを採用しています。
NVIDIAによると、このGPUは8Kでゲームをするために作られたと紹介されており、最近発売されたゲームを8K画質でプレイしても60fps程度は維持できる性能を持っています。

ちなみに、高い性能の代償としてGPUは過去最大規模と言える大きさになっており、幅と高さに関してはXbox Series Xとほぼ同等になっています。

RTX 3080：4K120fps以上も可能　9月17日発売、価格は11万円

RTX 3090の性能が圧倒的過ぎて、大人しく見えるRTX 3080ですが、こちらも性能面は非常に高くバランスの良い製品に仕上がっています。

性能面ではRTX 2080 Tiの約2倍で、メモリーは10GBですが、帯域幅の広いGDDR6Xをこちらも採用しています。

性能面ではRTX 2080 Tiが2倍でかなりの性能向上はしています。しかし、価格がほぼ同じなためインパクトが無いのですが、これがアメリカでは$699＝約75000円）で売り出されているため衝撃的なコスパになっています。

しかし残念ながら日本では足元を見られたぼったくり価格になっています。
今後、個人輸入の方法を紹介しようと思います。

もし急いで買う予定の無い方にとっては最高のGPUになりそうです。

RTX 3070：最高画質で4Kデビューできる　10月発売、価格は8万円

恐らく、多くの人にとって最もバランスの良く購入候補になるのがRTX 3070ではないでしょうか。
性能面ではRTX 2080 Tiと同等かそれ以上を発揮すると発表されており、最近のトリプルAタイトルを最高画質かつ4Kで動かす事が可能な性能を有しています。恐らく今回発表された中で最も売れ筋となるモデルですが、残念ながら発売は少し遅れて10月になる見込みです。

また、こちらも足元を見られたボッタくり価格になっており、アメリカでは$499＝約53000円とこちらも衝撃的なコスパを誇るモデルになっています。

性能まとめ

製品名		RTX 3070	RTX 3080	RTX 3090
アーキテクチャー		Ampere, Samsung 8nm
コア		GA104-300	GA102-200	GA102-300
CUDA Core		5888	8704	10496
SM		TBD	TBD	TBD
RT Core		46	68	82
Tensor Core		164	272	328
FP32		20.4TFlops	29.8TFlops	35.7TFlops
Tensor Perf. (FP16)		163TFlops	238TFlops	285TFlops
コア周波数	ベース	1.50GHz	1.44GHz	1.40GHz
	ブースト	1.73GHz	1.71GHz	1.70Hz
搭載メモリ		GDDR6	GDDR6X
メモリー容量		8GB	10GB	24GB
メモリ速度		16Gbps	19Gbps	19.5Gbps
メモリインターフェース		256-bit	320-bit	384-bit
メモリ帯域		512GB/s	760GB/s	936GB/s
TGP		220W	320W	350W
		8-pin×1	8-pin×2	8-pin×2
発売時期		'20/10	'20/9/17	'20/9/24
価格（US）		$499	$699	$1,499
価格（日本円）		79980	109800	229800
為替レート換算		$160.28	$157.08	$153.30

価格情報やベンチマーク、RTX 3060やRTX 3070 Superなど新たな噂については更新作業中です。