RTX3090/3080Tiの基盤写真とメモリー速度が判明

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9月1日に発表予定のRTX 3000シリーズ(Ampere)グラフィックスカードですが、ボードパートナー向けの基盤の写真と上位機種向けのメモリー速度に関する情報が出現しました。

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RTX3090のカスタムボードの写真がリーク

Redditにボードパートナー向けのRTX3090の基盤写真がリークされました。

(次の記事で紹介しますが、Ampere世代の最上位機種はRTX3090と呼ばれる可能性が大きそうです)

写真は基盤の裏面を撮影しており、裏面にメモリーモジュールが搭載されています。メモリーモジュールの枚数は12枚搭載されているとされ、表面にも同様に12枚搭載される事から24GBのメモリーを搭載するバージョンと考えられます。

 

 

RTX3090上位機種には19~21GbpsのGDDR6Xを搭載

Micron社のリリースによると、RTX3090には12GBのGDDR6Xが搭載されると記載されています。Micron社のリリース記事(現在、削除済み)によると

In Summer of 2020, Micron announced the next evolution of Ultra-Bandwidth Solutions in GDDR6X. Working closely with NVIDIA on their Ampere generation of graphics cards, Micron’s 8Gb GDDR6X will deliver up to 21Gb/s (data rate per pin) in 2020. At 21Gb/s, a graphic card with 12pcs of GDDR6X will be able to break the 1TB/s of system bandwidth barrier! Micron’s roadmap also highlights the potential for a 16Gb GDDR6X in 2021 with the ability to reach up to 24Gb/s. GDDR6X is powered by a revolutionary new PAM4 modulation technology for Ultra-Bandwidth Solutions. PAM4 has the potential to drive even more improvements in data rate.

2020年夏、MicronはNVIDIAと共にAmpere世代のGPUに向けてGDDR6Xの開発を進めてきました。Micronの8Gbit GDDR6Xでは21Gb/sを発揮し、12個のGDDR6Xを搭載した製品では1TB/sもの帯域幅を有します。Micronでは今後、16Gbit GDDR6Xを2021年にリリースし、24GB/sを越える見込みです。今回発表されたGDDR6XはPAM4 modulation technologyによりデータ転送速度の更なる向上が見込まれます。

リンク先のVideocardzには、プレスリリース記事が保存されており、その中にはRTX3090は12枚のメモリーモジュールを搭載するとも記載されています。

 

冒頭に紹介しました、RTX3090とされる基盤写真では裏面にメモリーモジュールを搭載しているため、表面と併せて24枚でVRAM容量は24GBに及ぶと考えられていましたが、Micron社のリリースでは12枚でVRAMは12GBと記載されています。

12GBのVRAMでは現行のRTX2080Tiに対してあまりにも進化が少ないため、個人的には最低でも16GBは搭載してくると考えているのですが、詳細なスペック情報は錯綜しています。そのため、より確度の高いリークが出るか、公式発表を待たなければ詳細は分から無さそうです。