Intelが2021年上半期に発表を予定している第11世代CoreデスクトップCPUである『Rocket Lake-S』の現在判明している仕様や各最新情報の記事一覧をまとめて紹介します。
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https://gazlog.com/entry/rocketlakerumorscentral
第11世代CPU『Rocket Lake-S』の基本情報ついて
『Rocket Lake-S』はIntelの第11世代デスクトップ向けCPUに当たり、2020年現在最新の第10世代デスクトップ向けCPUに当たる『Comet Lake-S』の後継モデルになります。
発表と発売は2021年上半期
Intel Confirms Rocket Lake Landing In Q1 2021 And PCIe 4.0 Support
10月7日、Intelの幹部より『Rocket Lake-S』は2021年3月発表、発売に向けて現在準備中と声明が出されています。
まだ発表・発売日に関する情報は少ないものの、AMDがIntelをシングルコアパフォーマンスで越える『Zen3』Ryzenを2020年10月にリリースした事から、準備ができ次第リリースをする必要があるため、2021年3月頃までに『Rocket Lake-S』をお目にかかる事が出来ると考えられます。
ラインアップ情報
現行の『Comet Lake-S』では、最大10コア、20スレッド搭載されるCore i9 10900Kから8コアのCore i7、6コアのCore i5、4コアのCore i3に大きく分かれています。
一方で、『Rocket Lake-S』では、最大8コア、16スレッドに変更されCore i9とCore i7に搭載されますが、Core i9とCore i7で差別化を図るためクロック周波数などは大きく差が付けられると見られています。
Core i5及びCore i3ではコア数、スレッド数などは同じになる模様です。
5年ぶりのアーキテクチャー刷新
現在発売中のIntelのデスクトップ向けCPUは2015年に発売された『Skylake』アーキテクチャから大きく変っておらず、『Skylake』を改良し続けていました。
それが、『Rocket Lake-S』ではデスクトップ向けCPUでは5年ぶりとなるアーキテクチャーの刷新が行われる見込みです。ベースとなるアーキテクチャーはモバイル向けCPUで2020年にリリース済みの『Willow Cove』アーキテクチャーを搭載する『TigerLake』です。
『Willow Cove』をベースとする事で、従来では対応できなかったPCI-e 4.0への対応やIntel製の最新GPUである『Xe』が搭載可能となります。また、CPUで最も重要な処理能力も向上すると見られており、IPCは『Comet Lake-S』に対して大幅に上がると見込まれています。
一方で、製造プロセスに関しては14nmを継続する見込みです。モバイル向けで『Willow Cove』アーキテクチャーを採用する『TigerLake』は10nmでありますが、デスクトップ向けでは10nmから14nmへ移植して『Rocket Lake-S』が作られる見込みです。
5年ぶりのアーキテクチャー刷新
現在発売中のIntelのデスクトップ向けCPUは2015年に発売された『Skylake』アーキテクチャから大きく変っておらず、『Skylake』を改良し続けていました。
それが、『Rocket Lake-S』ではデスクトップ向けCPUでは5年ぶりとなるアーキテクチャーの刷新が行われる見込みです。ベースとなるアーキテクチャーはモバイル向けCPUで2020年にリリース済みの『Willow Cove』アーキテクチャーを搭載する『TigerLake』です。
『Willow Cove』をベースとする事で、従来では対応できなかったPCI-e 4.0への対応やIntel製の最新GPUである『Xe』が搭載可能となります。また、CPUで最も重要な処理能力も向上すると見られており、IPCは『Comet Lake-S』に対して大幅に上がると見込まれています。
一方で、製造プロセスに関しては14nmを継続する見込みです。モバイル向けで『Willow Cove』アーキテクチャーを採用する『TigerLake』は10nmでありますが、デスクトップ向けでは10nmから14nmへ移植して『Rocket Lake-S』が作られる見込みです。