10月8日に発表される『Zen3』Ryzenですが、そのZen3と10月28日発表予定のRDNA2を組み合わせたAPUが2021年後半での登場が予定されています
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6nmで『Zen3』+『RDNA2』を搭載。LPDDR5対応
10月8日に発表予定の『Zen3』RyzenとVega GPUを搭載するAPUである『Cezanne』の存在は確認されていましたが、AMD関係のリーク情報に詳しいTwitterアカウント@Patrickschur_と@MebiuWから新しい情報が出現しました。
『Cezanne』の後継モデルの『Rembrandt』が2021年末に登場
My AMD roadmap is confirmed by others again😜😜😜😜 pic.twitter.com/iyXfXt3glk
— MebiuW (@MebiuW) September 23, 2020
過去に紹介したAMD Zenシリーズのロードマップの一部情報が新たに載せられており、コードネームは『Rembrandt』と呼ばれています。『Cezanne』の次に出るモデルとしてリストされている事や、『Navi2』と書かれている事からAPUである事が分かります。
CPUには『Zen3』を搭載し、GPUには先ほど書いた通り『Navi2』を搭載します。『Cezanne』まではVegaアーキテクチャーであり、『Rembrandt』でRDNA2アーキテクチャーを採用する事から性能面で大きく飛躍すると考えられます。
製造はCPU、GPU共にTSMCの6nmプロセスで製造されるとされており、2021年末は時期的にIntelが7nm製品を本格的に投入するタイミングで、6nmを採用する事でIntelより先進性をアピールし差別化を図ろうとする戦略と考えられます。
LPDDR5と20x PCIe4.0、USB4.0も採用
Update: Rembrandt with DDR5-5200 support, 20x PCIe 4.0 lanes and two USB4 (40 Gbps) ports.
— Patrick Schur (@patrickschur_) September 22, 2020
『Rambrandt』の登場時期が2021年末という事で2022年から本格的な普及が期待されているDDR5へ対応する予定です。また、RDNA2の性能を活かすのと言う意味でもLPDDR5への対応は必須だったものと考えられます。
また、PCIe4.0への対応や、USB4.0対応など先進のハードウェア規格へはフルで対応するものと見られており登場すればノートPCの性能は飛躍的に上がると考えられます。
2021年初期に登場するAPUは『Cezanne』でZen3+Vega7とGPUがあまりパッとしない印象でしたのでAPUを狙う方の本命はこの『Rembrandt』になると考えられます。特にRDNA2はワットパフォーマンス性能が大幅に向上しており6nmを採用する事で低消費電力ながら高いパフォーマンスを発揮する事が期待できます。Zen3+RDNA2はCPUはPlayStation5やXbox Series Xより新世代という事で理論上は同等レベルの性能を有しているかもしれません。過去にロードマップで判明したVan Goghにもありましたが、『Rambrandt』にも”Computer Vision and Machine Learning”が登場しており、ノートPC向け製品では機械学習用の特殊コアが搭載されるのでしょうか?