20GB搭載のRTX 3080が近日登場。BigNavi対抗か

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9/17日に発売するRTX 3080のスペックはGDDR6XのVRAMを10GB搭載ですが、VRAMを20GBに倍増したRTX 3080が用意されているようです。

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BigNaviに対抗するために導入する20GB版 RTX 3080

RTX 3000シリーズが正式発表されるまでの噂のなかで、RTX 3080では20GB版が用意されるという情報がありましたが、実際に発表された際にはRTX 3080は10GBと外れてしまいました。しかし、複数のボードパートナーやNVIDIAが公開したRTX 3080の設計情報で10GB以外の登場を示唆するような表現がされています。

複数のボードパートナーも20GB搭載版の存在を認める

複数のボードパートナー関係者によるとNVIDIAでは『PG132 SKU20』と呼ばれるボードが存在し、これがRTX 3080の20GB版との事です。しかし、この20GB版はAMDのBigNaviこと『Radeon RX6000シリーズ』に対抗するために用意されたものであったため、発売時期などは不明でした。しかし、RX 6000シリーズの発表が10月28日と確定したため、近々VRAMを20GB搭載のRTX 3080の情報が出始めるものと考えられます。

設計情報に記載されている『RTX 3080 10GB』

NVIDIA GeForce RTX 3080 WhitePaper

NVIDIAが公開したRTX 3080のアーキテクチャーや細かな仕様などが記載されたWhitePaperの12ページ目に少し不自然な点があります。

それが、RTX 2080 / RTX 2080 Super / RTX 3080と仕様を比較した表です。

RTX 2080系ではVRAMメモリー容量については記載が無い一方でRTX 3080では何故かわざわざ10GBと記載があります。

複数のボードパートナーからの情報や、NVIDIAが出している資料の記載方法からVRAMを10GB以上搭載したRTX 3080が存在する可能性を裏付けていると言えます。

 

9月17日の22:00から発売が開始されるRTX 3080ですが、この情報が本当であれば正直待つのが得策と言えます。今買えば、数週間後には20GB版 RTX 3080の情報が多く出回りご祝儀価格で買った意味が本当に無くなってしまいます。

また、今現在のゲームでは10GBのVRAMがあれば困る事はありませんが、今後4Kや8Kなどに対応したゲームではVRAMを大量に消費するような高解像度テキスチャーなどを入れたゲームが出るものと考えられます。そうなった時、VRAM容量が多く積まれている方がより高いフレームレートでプレイできるのは明白です。

もしRTX 3080を買おうと迷っている方がいれば、今は待ちが賢明です。

 

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